保険代理店の投資とは? |
ランキングの投票にご協力ください!クリックお願いします! 皆様、こんばんは! GWいかがお過ごしでしたか? 今回のGW期間的にはチョッと物足りなさを感じたGWでした。 それでも、後半の4連休は、そこそこ家族サービスも 出来ましたので、良いGWだったと言う事にしておきましょう(^^)v そうは言っても、結局、仕事を全くしなかった日は 5月4日だけで、それ以外の日は、結局仕事してました。 閑話休題 連休中に、受講したセミナーで、 経営としての保険代理店を深く考えさせられました。 例えば、一般の業種の場合、 投資をして、利益を継続的に増やそうとするのは、 ごく一般的な事です。 新規店舗をオープンするとなると、 賃貸でも、最低500万円くらいの投資が必要になります。 投資したお金は、当然回収しないといけません。 もし、手数料収入が、年間1千万円クラスの代理店が、 500万円の投資をしたとして、 どんな回収目処が必要でしょうか? この事について、保険業界、特に損保代理店は、 捕らえ方が甘いと言われています。 1年かけて、投資後の規模拡大した土俵で、 損益分岐点まで持って行き、 2年目から3年目で、全額回収すると言うのが、 一般的な投資の回収シナリオです。 4年目からは利益がバンバン出る!! そうでないと、投資とは言えません。 ところが、損保代理店の意識って、そうでは無いと感じます。 保険会社は、『対前年比の売り上げベース』 で計画の話をして来ます。 一般的には、対前年5~10%UP でも、代理店は本来、そんな話のレベルに合わせてはいけません。 チョッと判り難いので、解説しますね。 年間手数料、1000万円の代理店が500万円の投資を 3年で回収するとして、 2年目に200万円分の投資を回収するには、 手数料が1200万円になる必要が有ります。 手数料率がもし同じなら、 売り上げ20%UPにならないといけない訳です。 更に、盲点が有ります。 借入金の返済は、利益から返済するのですが、 利益の約4割は法人税で消えます(--; と言う事は、売り上げ20%UPでは返済できないと言う事になります。 実際には、法人税を加味すると33%UPくらいの売り上げUPにならないと、 返済資金が確保出来ません。 更に、投資をするという事は、 規模拡大する訳ですから、 従業員も増えますし、当然固定費が上がります。 と言う事は、上記の例ですと、 売り上げが2倍くらいにならないと、 3年以内の返済って難しくなってきます。 それ以外にも問題点があるのですが、 今日は長くなるので、 又、次回書きますね。 今日お伝えしたかった事、 損保代理店で規模拡大を見越した投資をするなら、 その投資額の10倍の売り上げ増(手数料増)が 投資後1年目で見込めるかどうかを見極める必要が有る。 例えば、500万円の投資をするなら、 1年後に5000万円の販売実績UPが見込める投資なのか? と言う事が大事になってきます。 結局、損保代理店で大きな投資をしても、 手数率等の問題で、中々回収できなくなります。 そんな中、投資で成功してる方もいます。 そう言う方は、損保ではなく、生保での回収をキチンと 計画して、実践されてる方だと思います。 BLOGランキング投票に、ご協力ください!! ⇒ここをクリック! |
by snapkin7snapkin
| 2008-05-06 22:34
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