渾身の一刀 |
昨日火災保険のご継続を頂いた奥様から、色々なお話を伺った。 その中で、感動的な話があった。 この奥様、昨年甲状腺ガンの摘出手術を受けた。 手術終了後、ICUに執刀医のドクターが来られ、 次のように話された。 『○○さん、私は傷ひとつ無い患者さんの皮膚に メスを入れる時に、「絶対にこの人の病気を治すんだ!」 と言う決意を持って渾身の一刀を振るいます。 私が決意を持って手術しましたから、 ○○さんは必ず良くなります!安心してくださいね!』 と仰ったそうです。 ICUの中で、麻酔もさめ、痛みと不安の中にいた時に 執刀医の先生から頂いた優しい言葉で、 この奥様、病気の不安が消え、気が晴れ晴れしたそうです。 保険代理店も手術に近い事をやってると思います。 その方のニーズに気付いていただき、 本当に必要な保障を提案するとき、 患者の皮膚にメスを入れるドクターのように、 『この人に本当に役に立って頂こう!』と言う思いで 提案が出来ているのか? 未熟なプランナーは、メスを振るったのに、 『やっぱり、必要有りませんかね・・・・・』 なんて言って、手術をはじめたのに、 傷口の開いた患者さんをほったらかして、 『又来ますから、それまで考えておいて下さい』と 手術室から逃げ出す、プランナーもいる。 中途半端な提案、中途半端なクロージングは、 顧客に失礼である! 『折角時間をあけて話を聞いたのに、 メスを振るったのなら、ちゃんと手術を終えてから、 帰ってよ!貴重な時間損した! 一体、あのプランナーは何を私に伝えたかったのかしら?』 となってしまう。 (閑話休題) 宮本武蔵は 『私が刀を抜くときは、人を斬る時だ』と言ったそうだ。 刀を抜けば必ず100%相手を斬れる自信が無いと 刀を抜かないと言う事だ。 ドクターも、メスを入れるからには、 100%この患者さんを治す!と言う決意を持って 手術をするように、 顧客へのプレゼンテーション、クロージングは、 『お客様の役に立つ!』事を誠心誠意表現して、 決意を持ってお客様にお伝えすべきである。 『訪問の目的を遂げる事!』に神経を集中するべきである! 『自分がどう思われているか?』 『無理に薦めたら、嫌われないか?』 そんな事は売りたいと言う邪心があるから浮かぶ言葉である。 『本当に心から、あなたにはこの保障を手にして欲しい!』 『そして、安心して欲しい!』 メスを入れるからには、そういう心が大事である! プランナーが本気でないと、顧客は本気になるはずは無いのである! 何百万という大きな保険料をお預かりするのだから、 これは、当然の事だと思う! 「絶対にこの人の病気を治すんだ!」 と言う決意を持って渾身の一刀を振るう! 手帳に、しっかりと書き留めた!! あなたの、ワンクリックが渾身の一刀です! Blogランキング!今日は何位かな? クリック宜しくね!カチャッ! |
by snapkin7snapkin
| 2006-09-28 08:30
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