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41歳で保険業界に転職し、TOP営業マンを目指す著者の説法集!!     写真をクリックするとアップで見れます!
by snapkin7snapkin
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トムラウシ山遭難


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大雪山・トムラウシ山の遭難事故

20歳台に3度登った山で起きた事故だけに、
とてもショックでした。

トムラウシ山は旭岳から十勝方面を眺めると
デ~ン!!と物凄い存在感で見える山です。

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(白雲岳付近から見たトムラウシ山・写真中央部の遥か向こうに飛び出した山です)

あの山に登りたい!と皆が思うようですが、
近そうに見えますが、
遥かなる大雪山の奥座敷・トムラウシ山!
と言われるくらい、アプローチが長い山です。



私が最初にトムラウシに登ったのは、
大学4回生のお盆でした。

新得から、今回の報道で度々登場した
東大雪荘に入り、30kgの荷物を担いで
(8日分の食料と、簡易テント一式)
トムラウシに12時間掛けて登りました。

その初めてのトムラウシ登山の際に、3日目の朝、
物凄い大雨と強風で、忠別小屋で停滞し、
翌朝、小屋の前の水場の水溜まりに氷が張っていたのを
覚えています。寒冷前線が通過すれば、
夏でも簡単に零下になります。


大雪山は2000m級の山ですが、
緯度が高い事から、本州の3000m級の気象条件だと言われています。

当時、私は山岳気象遭難の殆どは
『雨具の質』と『下着の質』が生死を分ける事を
本田勝一さんの本から学んでいました。

だから、夏山でも、下着はウール系の物やザクロンなどの
保温性の良いものを準備して入山しました。

今回、遭難された方々にも、
そう言った山の情報が入っていれば、
防げた事故であったかもしれないと感じています。





トムラウシの頂上付近は、岩山で風の避け場がありません。
山頂付近で動けなくなったら、ドンドン体力を消耗するだけです。

汗にぬれた着衣に風が当たると物凄く体温が奪われます。
しかし、ゴアテックスのような通気性の良い雨具に
ウール系の下着を付けていたら、
汗で濡れていても、意外と暖かく過ごせます。


今回のガイドは、お客様の低体温症にお昼頃気付き、
簡易テントでビバークしています。


遭難者は未明に命を落としています。



トムラウシの頂上付近は、携帯電話が通じるとのニュースも流れています。

とすると、何故、明るいうちに北海道警に救助要請しなかったのか?

昼の早い段階で救助要請して、ヘリが飛んでいれば、
死者は出さずにすんだのでないか?

色々な疑問が湧いてきます。





(閑話休題)


大雪山の魅力は、大陸的な縦走距離の長さ、
高山植物の豊富さ群落の大きさ、動物との出会いなどが
上げられます。

トムラウシ山の手前の五色岳のお花畑は物凄い群落で、
キバナシャクナゲ、クロユリ、シナノキンバイ、チングルマ、
ウルップソウ、ハクサンイチゲ、コザクラソウ、アオノツガザクラなどが
5km四方に咲き乱れます。
(これらの花は、雪解け後の山の春に咲いています。
下界は夏でも、山の上は早春の気候です。)

青い空、高山植物の黄・紫・赤・ピンク・白い花々、這い松のグリーン、
残雪の白!野の凄く綺麗です。


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その綺麗なピークが、7月10日~20日の間です。
だから、高山植物が好きな人はこの時期に大雪に登ります。


でも、旭岳から登ると五色岳までは2日掛かります。
今回のツアーも2日掛けて五色岳に登り、五色が原の
高山植物の宝石箱を引繰返したような群落を見た後、
ヒサゴ沼に泊まって、翌日トムラウシ登山後、
カムイ天井ルートで東大雪荘への長い下山ルートを
計画しています。


トムラウシ山頂からコマドリ沢までは大きな岩がゴロゴロする岩場で
ルートファインディングも難しいルートです。
ガスも出易く、迷いやすい場所でもあります。



確かに、机上のルートとしては、良いルートですが、
果たして、高齢者のグループという事を考えると
登山最終日のルートとして、このルートに無理が無かったのか?
(かなり距離が有るので、チョットしたハプニングの時間ロスで、
下山のタイムリミットが来てしまう。。。。それを考えると、
かなり無理なルートだった気がします。)



もっとも、現場で何が起こっていたのか?
これは、現場にいた人間にしか分りません。
現場にいた人の判断が一番大事だったと感じます。

二度とこのような山岳遭難が起きない事を祈ります。


亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

合掌


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by snapkin7snapkin | 2009-07-21 20:06 | 趣味
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